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質問13「中2の息子が勉強を諦めてしまって、ついガミガミ怒ってしまいます。」

皆さんの大きな悩みに比べたら小さいかもしれませんが、

同じ悩みを抱えているお母さんが沢山いるかと思いますので、取り上げて頂けると幸いです。

中2の息子は、とても良い子ですが勉強が苦手です。

このままだと来年の高校受験、公立の高校に入れないかもしれません。

うちは母子家庭なので、私立高校に通うには厳しいです。

自分から勉強する子になって欲しいのですが、宿題を出しているだけで、家庭学習をする気は全くありません。

こういった子にどう言葉をかけたらよいですか?

このまま放っておいてもよいでしょうか?

今の自分が将来に繋がっているんだよと伝えても、本人自身は、自分は勉強が出来ないと諦めています。

親としてどのような接し方をすればよいのでしょうか?

どうしてもガミガミ怒ってしまいます。

どうかよろしくお願いいたします。

大森和代先生からのお答え

勉強するばかりが人生ではありません。

机に向かってする勉強だけが勉強でもありません。

本当に勉強とは、この世の中で生きていく為の術を身につける事でありますから、

詰め込みの勉強を強要するような事はやめ、色々な道があるよという事をもう少し . . . 公立高校に行く事だけの道しかないという事ではなく、色々な道があるという事を話してあげるべきです、とおっしゃっておられますが . . . はい。

でもまぁ、お母さんとしては心配ですよね。

高校ぐらいは今の時代ね。

昔だったらいいんですけれども。

高校ぐらいは出て欲しいなって思いますしね。

 

思春期のお子さんに一番愛情が伝わる方法というのは、前にもお話をしていたんですけれども、お料理なんですね。

やはりこう、美味しいお料理を作ってあげる。

まぁ、きっと作ってらっしゃるかもしれないんですけれども、美味しいお料理を作ってあげて、

「お母さんはいつも応援しているよ」とか、

そういう事を子供さんにね、伝えていくという事で、

あまり「高校に行かなかったら、こうでこうでこうなるからね」とか、不安になる事を話すのは . . . 息子さんが悪いイメージをしてしまう様な内容を話す事はやめられて . . . 

万が一行けなかったとしても、「こういう道もあるよ」とか、料理人の道もあるよとか、職人さんになってとか、そういう道もあるよとか。

あと、色々な特殊なお仕事というのは、早い時期から修行に出る方が、身に付きますので、そういう特殊な職業というのをお母さんなりに調べて探してあげるとか。

岐阜ですかね?

どこの方か分からないですけれども、岐阜だったら飛騨の方で木材を使った職人さんとかを募集していたりとか、そういう所もあったり、楽器を作る方だったり . . . そういう特殊な技術を身につけるという事も、この日本を支えていく為には、今どんどんそういう方が少なくなっていますので、そういう事で大きな貢献が出来るという道もあるとか . . .

そういう希望や夢を持てるような、そういう話をもっとしていってあげたらどうかなと思います。

(2016年3月27日岐阜講演会にて)